5月5日の750年慶讃法要も終わり、一応ホッとしているところですが、息を付くまもなく、五月経に歩いています。
 昔から、正月・五月・九月は、諸天善神が下界の衆生の善悪を調べ上げる月とされています。そこで、これらの月には、下界の衆生は心身をつつしみ、悪鬼や邪気をはらい善を行うように心掛けるようになりました。このことから、正月・五月・九月を祈祷月と称し、悪をさえぎり、善を保つために祈祷を修するようになったとされています。これが、今の正月経、五月経、九月経(太然寺はありませんが、お寺によってはある所もある)です。また、「お日待ち」もこの正月、五月、九月に行われています。ただし旧(2月、10月)でやるところもあります。五月のお日待ちはあまりやらなくなりましたが・・。


左の教箋は毎年立正青年会が作っているものです。五月経の際に配っています。柱とかに貼ってご利用下さい。