本日は保護司の研修で「岡山少年院」と更生保護施設「古松園」に行ってきました。
 「岡山少年院」は、立正青年会に在籍していた頃に、彼岸会法要、院生とのソフトボールの試合等で数回訪れたことがありましたが、久々の訪問でした。最近リニューアルされたみたいで、見違えるように変わっていました。
 院長の話では、最近の傾向として、「少年犯罪の増加」「少年犯罪の低年齢化」「少年犯罪の凶悪化」が上げられるそうです。そして、少子化にもかかわらず、どこの少年院もほぼ定員いっぱいだそうです。

 「古松園」というのは、犯罪や非行を犯して矯正施設から出てきたが、職もなく、頼るべき人もない人達に一定期間住まいと食事を提供したり、仕事に就けるよう援助するなどして、社会への架け橋となる施設です。
 奇しくも、本日、例の神戸須磨の連続児童殺傷事件の少年(当時)が仮退院しました。当面保護観察等が付くようです。罪を悔いて健全な社会復帰を望みますが、被害者の感情を思うと、複雑な思いです。